銀行印とは、銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に印影（いんえい）の届出をしている印鑑のことです。銀行にあらかじめ印鑑の印影を登録しておき、お金を下ろす人が預金者本人か印影を見比べることで確認をします。財産に関わる重要なハンコなので、銀行印の書体は読みにくく偽造の心配が少ない「吉相体（きっそうたい）」がオススメです。そのほか、セキュリティを重視した書体として「篆書体（てんしょたい）」で作成する方も多いです。銀行印の刻印は「フルネーム」「苗字のみ」「名前のみ」のいずれでもOKです。実印はフルネーム、銀行印は苗字としておくと刻印内容で区別ができます。男女共に苗字（姓）で作る方が多いですが、女性は下の名前で作られる方も。ハンコヤドットコムでは直径15mmの印鑑は2行（または1行）で作成できます。1行あたり3文字までで、最大6文字入れられます。黒水牛は水牛の角を加工したもので、一本の角から少量しか採取できない貴重な印材です。黒い印鑑の中でも上品な光沢があります。耐久性にも優れ、朱肉に馴染みやすくきれいな印影を捺すことができます。上質な黒水牛印鑑の頭には、頭に針で突いたような「くぼみ」があります。 これは傷ではなく芯持ち材のしるしで芯の小さいものが良質だといわれ、ひび割れしにくいという特性があります。ハンコの刻印は「タテ書き」が一般的ですが、好みで「ヨコ書き」にも作成できます。他のタテ書きのハンコと区別しやすくするためや、上から下へお金が流れていかないようにと「げん担ぎ」の意味を持たせるために「ヨコ書き」で作る方も。ヨコ書きは、漢字の場合「右から左」に刻印されます。